インドネシア2016
9月初旬にインドネシアへゼネコンの調査に行って来ました。
インドネシアは渋滞が強烈。
ホテルからレストランへちょっとの距離の移動に1時間半。到着早々ジャカルタの洗礼を受けました。
初日の夜はここ、俺の餃子。
外で焼いてました。
今回の調査の目的は、インドネシアにある日韓のゼネコンの現場を回り、インタビューによって構法や施工体制、資材の調達、職人の雇用形態などなどを把握することでした。
でも、ゴンラボ勢がまず最初に訪れたのは、ローカルゼネコンの現場。300m級の超高層ビルを建設する計画です。
この高さの建物をRCで造るため、低層部の柱は肥大化。鉄筋の密度も凄まじいことに。
他にも衝撃的なことがいろいろありましたが、書くのはやめておきます。
これは見学した現場ではなく、街中で撮った写真。
安全帯をしていないご様子。
こんなように、ローカルの現場での安全意識はまだ足りていません。
異国の文化にも触れました。
休日の朝。
スタジアムの周りを2人で漕ぐ自転車でぐるぐるしている人。何組も見掛けました。
謎の催し。鳥がずらり。
プロ意識の欠如。
結構気に入ってました。
シンプソンズみたいな顔の人。
郊外からの帰り。数十台タクシーが通るも、みんな客を乗せていて、少し焦りが出始めた場面。
最後に少し真面目な話も書きます。
日本の現場と違う点はいくつもありました。例えば壁。
日本はALC版やECP、LGSを使って造りますが、インドネシアはALCブロックを積むのがスタンダード。軽くて簡単に加工できます。
生コンは、交通渋滞で安定供給できないので、現場にプラントを設けたりもします。
敷地の隣に用意された宿舎でワーカーが寝泊まりする現場もあります。
バケットに人が乗ります。
海外で働くか考えるとき、一度現場を見ているかどうかで全く違う判断ができると思いました。
外国の建設業のあり方を学ぶとともに、日本の建設業の特徴にも改めて気付かされる貴重な経験となりました。
調査にご協力いただいたゼネコン各社のみなさま、本当にありがとうございました。
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