タイ調査2017.2

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2月25(土)~3月1日(水)でタイのバンコクに行ってきました。

民間コンドミニアムの管理について住民やディベロッパーにお話を伺い、民間と比較するためにNHAというタイの住宅公団にもインタビューを行いました。

 

築20年以上が経過したコンドミニアムに伺いました。

思っていたよりも綺麗できちんと管理されているような印象。

総会開催のお知らせの横断幕や、Committeと呼ばれる理事会役員の募集ポスターなど、住民への情報開示に力が注がれています。

このコンドミニアムの管理会社は業界最大手の管理会社で、良い管理・良いコミュニティー形成がなされているコンドミニアムを表彰するキャンペーンなども行っているらしいです。

このような取り組みは他の管理会社の物件では見られませんでした。

何か面白い話が聞けそうだなと、次回のインタビュー先候補に決定です。

 

続いて、NHA。

あまりお金がない人々のために住宅を供給しています。なので、日本のURとは少し目的が違います。

NHAでも分譲集合住宅を扱っていますが、民間が2年間保証なのに対し、NHAは5年間保証となっています。

実際には所有者にお金がないため、5年が経過した後も金銭的な援助をおこなっているとのことでした。

設立から約45年が経過し、大規模修繕や建替えを必要とする建物が現れると思います。

長期修繕計画も修繕積立金もない中でどのように対処していくのか、民間よりも早く問題に直面するのではないかと感じました。

 

お寺やウィークエンドマーケットにも行きました。

どこにいっても大量の観光客がいます。

流されて中国のツアー団体と共に観光船に乗ってしまったのが、一番怖くて大変でした。