2018年7月福岡調査

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先日、三友の北海道調査に続き、こちらも1年ぶり第2回目の福岡調査に行ってきました。

 

調査は、私たちが青梅や小千谷で行っているような学生が地域をフィールドとしてDIY施工を行うプロジェクトの成功事例についてより深く把握しよう(比較してみよう)というものであり、今回はリノベーション活動が盛んな福岡県を対象です。

具体的には、行政2件、地域団体(企業)2件、大学(学生)3件のヒアリングを実施させていただきました。 ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

取り組みに関しては、それぞれ「継続」や「評価軸」に対してやはり苦労している様子でしたが、地域の意識改革という面においては大きな変化を生み出していました。

 

以下、実際に訪問することができた2物件です。

①cobaco tobataプロジェクト

九州工業大学と一般社団法人リノベーションまちづくりセンターが手掛けています。

元は産婦人科であり、「人が生まれる場」→「人づくりの場」がコンセプトとなっています。

 

②門司中央市場プロジェクト

九州女子大学と門司中央市場が手掛けています。

訪問してみると、シャッターに塗装をしている前田先生と学生に遭遇し、実際の活動風景を見せていただくことができました。

 

 

 

宿泊先についても4泊中2泊は、大学生がDIY施工に関与している物件に宿泊させていただきました。

①古民家ゲストハウス【糸結】

ちょうど自分が立っている玄関付近の床貼りを、九州大学の糸島空き家プロジェクトの皆様が施工されたそうです。

 

 

②まちやどrecoya

九州工業大学の学生3人がDIY施工を行いシェアハウスとして活用したのち、九州女子大学の前田研究室の学生が改修し、ゲストハウスとして生まれ変わりました。

 

 

また、滞在期間中にコレットの撤退が発表されたことで、小倉が少しざわついている中の訪問となってしまいました。

 

「誰がアパレルを殺すのか」